その転職、待った!! 転職させない転職コンサルタントのキャリアコーチング

現役の人事マン(キャリアコーチ)が考えるキャリアの積みかた

転職する前に、自分の感情、気持ちとしっかり向き合いましょう!

業績を効果的にアピールする3つのポイント

転職を考えるとき、自分の仕事を振り返ることが必要になりますね。

 

きっと、数々の成し遂げた仕事があげられると思います。

 

どんな仕事が多かったですか?

 

 

一人でゼロから立ち上げて、カタチにした仕事。

仲間と一緒に苦労して、大きくした仕事。

挑戦が実らず、カタチにできなかった仕事。

がんばったけど、成果につながらなかった仕事。

 

 

「 仕事はプロセスではなく結果で評価される。

  ゆえに、良い結果でなければ、評価に値しない。 」

 

こんな風に感じている方もいるかと思います。

 

仕事を振り返るとき、うまくいった実績をアピールしたい!

と誰しも思いますよね。

 

採用する側の視点は、業績をあげたプロセスと

その「再現性」を評価します。

 

履歴書に書かれた業績がどんなに輝かしいものであっても、

「仕事力」と強い関連性を確かめたいからです。

 

そのポイントとは、、、

 

 

 

①:自分が担った役割は何か。

  (業績は、一人で達成したものか、チームで達成したものか。)     

 

②:どのような試行錯誤(痛い経験、うまくいかなった経験)をしたか。

  それについて、どのような信念で、どのように行動したか。

 

③:自分にとって、どのような意味があったか。

  つぎにつながる学びは何であったか。

 

 

これら3つのポイントを、具体的に伝えられるように振り返ることが

できれば、業績を通した「仕事力」を明確に伝えられます。

 

 

仕事の大小にかかわらず、業績自分で業績を「盛る」ことなく。

 

ちなみに、「盛る」と面接の段階で、わかります。

具体的に掘り下げた質問で、どうしても「言葉が空回り」するからです。

 

この3つのポイントは、その人の仕事への姿勢そのものを表します。

 

採用の場面では、「仕事力」の見通しから、その人がもつ「再現性

(確からしい仕事をしてくれる可能性)を見極めます。

 

転職を考えはじめるときに、自分自身の棚卸しと位置付けて、

キャリアを整理することが、大切になってきます。

 

ぜひ、取り組んでみてくださいね。